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BIRDSヒヤリハットノート

パラグライダーは楽しいスポーツですが、ひとつ間違えると危険な目にあいます。ヒヤッとしたこと、ハッとした体験談を皆で共有し、問題解決を考え、安全対策を行っていただきたこうという目的で立ち上げました。

どうぞヒヤリハット体験談や事故の目撃情報を下記メールアドレスまでお寄せください。
info@birds-para.com
ヒヤリハットに関するコメントもお待ちしております。たくさんのご意見をお願いします。
そして事故撲滅に役立てていこうではありませんか!
いつも降りているランディング場所は安全!?
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     決められたランディング場に降りる・・・。それは、パイロットとしての義務のようにも思えるが、それは絶対に遂行しなければならないことではない。

     パラパークでのランディングに関していえば、北風が西風が強めのときは、風上側に位置する呉弥山から影響により、ランディング上空は非常に乱れる。
     次のHPでも紹介したことがあるので、ぜひご参考にしていただきたい。
    http://hiyarihatto.birds-para.com/?eid=11206

     だけれども、パイロットには次のような心理が働く。

      1、いつも降りているから安心
      2、歩かなくてもいい
      3、吹流しが弱い風に見える
      4、降りている人もいるし・・・
      5、北風のときに降りたことがあるから大丈夫
      6、荒れているランディングに降りる練習をしているから大丈夫

        etc・・・・・

     上記のような判断で、風上側に山のあるランディングポイントを選んでいませんか?

     人は時々、楽な方へと流されがちだが、上記1〜4のような何の根拠もない判断でいつも降りている場所に降りることは非常に危険である。1〜4のような判断でいつものランディングに降りているとすれば、その方は自分自身で正しい観察と状況判断ができていないので、管理された環境でのフライトが必要だと思う。そして正しい判断ができるパイロットへの勉強が必要だ。

     また、5〜6の判断をしてしまう方は、危ないと知りながらメインランディングに降りようとするので、管理者が危険と言ってもいうことを聞かないタイプである。自分では無理をしていないと思っていても、窮地に立たされたときに、つい過去の経験からできると思って、限界を超えてしまう危険性がある。

     ひとつ覚えておいていただきたいのだが、どんな自然条件の中でも安全に飛べる翼はないし、どんなローターでも潰さず安全に飛ぶテクニックはない。ベテランパイロットともなれば、最高のテクニックを駆使して飛んでいるように思われがちだが、決してそうではない。自分の技術を過剰評価することなくむしろ控えめに自分の能力を分析していて、自分の技術レベルにあったコンディションの中で飛んでいるのである。
     常に自分の力を100%出して飛ぶのではなく50〜60%の力で余裕を持って飛んでいるのである。乱れた空域に入っても80%くらいの集中力でコントロールし、残り20%で「アウトランできる場所があるか?緊パラを投げるタイミングにそなえてよう・・・、ツリーランするのに適した木はどこがいい・・・」ということを同時に考えている。そこには、可能性があるのならメインランディングに降りて、自分の能力を超えそうならばすぐにでもあきらめるという、選択肢を常に持っている。

     今一度、思い出してほしい。ランディングでの一番大切な目標は、「Happy Landing」である。「Happy Landing」するために何が必要か・・・?
     メインランディングに降りることでもなくカッコ良く降りることでもない。アウトランしてもいいし、ツリーランだって身を守る上でなくてはならない選択肢だ。乱れた風に出会ったとしても「Happy Landing」することを第一に考えられるパイロットになっていただきたい。
    | ランディング | 09:09 | comments(80) | trackbacks(0) | - | - |
    オーバーラン!
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       ファイナルしたがランディング直前で高度が以上にあまった、ファイナルの途中で上昇気流でなかなか下がらない、左右に振っても高度が下がらない、などの理由でランディングをオーバーしそうになった経験は誰もがあると思います。オーバーするときは「どうしよう?」と迷っているうちにどんどん判断を迫られる圧迫感がある緊張感の中で安全第一に決断することが求められます。
       昨日あったヒヤッとしたことは、少し高めで明らかにオーバー。ブレーキングをしているが西風のサイド風であるため、スピードはさほど落ちない、後続機がいるという条件でした。「風に向かってアウトランするように」という指示が聞こえていたが、それを無視するかのようにフォローでランディングに突っ込んでこられました。身体は無事でしたが・・・。本当にヒヤッとしました。
      オーバーラン
       オーバーランでパニックになるときは、以外にも安定しているときが多いです。風が強いとか荒れているときには、上空で覚悟ができているので、オーバーでパニックになるというよりも、「危険だから安全第一で!」という判断ができている、最初から安全な場所へアウトランを視野に入れて高度処理することもあり、そうパニックになりにくいのではないかと思います。
       パニックになる状況を見ると、安定しているように見える条件で多く発生しています。この原因は、慣れている風、安心して降りれるという緊張感のない状況を作り出しているからです。しかし、風が弱いときは滑空比は良く、非常に伸びるので、ピンポイントでターゲットを狙うのは遠くから針の穴を通すような精度が必要となってきます。そこへちょっとした上昇気流で持ち上げられたら、たとえばほんの0,1m/sの上昇で1秒間持ち上げられたら、予定していた地点よりも20m以上も伸びてしまうこともざらにあります。
       また、風が弱いときはベースの位置で高度が高いと判断したとき、前進させないようにとブレーキングしてみても、どんどん前に進みます。「ブレーキングしているにもかかわらず前に進む?なぜ?」という心理状態になってしまいます。
       左右に振ったとしても、風があるときに上手く左右に振って高度処理できたので、技術が身に付いたと思っていると、大きな間違いです。風が対地前進速度を殺してくれているので、ターゲットから等間隔の位置で高度処理ができていたのです。風が弱いときにはターゲットからの距離がどんどんと近くなってきて失敗します。
       ランディングで失敗する方のほとんどが、風の強弱に合わせてファイナルの位置、つまりターゲットまでの距離を変えていない共通点があります。風があるときはターゲットの近くで行います。近くで見えているので届かないという心配がなく高度処理が行えます。風が弱いときはターゲットまでの距離を1,5倍〜2倍離れていなくてはうまくできません。
       オーバーするときは、ほとんどの方がファイナルの体勢をとってからのことを反省されますが、基本的にポジション、ダウン、ベースのどこかで間違っているのです。そこまででそれほど間違いがなければランディング場をオーバーすることはありません。

       風が強くても弱くても、ランディングのリスクは同じです。高度150m以下では緊張感を持って正しい観察・判断ができるようにしてください。
       オーバーしそうになってパニックになったら、緩やかなターンのみで風に向かうようコントロールし、安全な場所にアウトランしましょう。
      | ランディング | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      意識改革
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         風が穏やかだからといってアクシデントがないわけではありません。
         ラインが絡んだまま飛んだことありませんか?テイクオフでお尻を地面にすってテイクオフしたことありませんか?すぐに座ろうとしてませんか?ランディングの際、高度調整のために左右に振ってしまうことってありませんか?左右に振ったものの高度調整が合わなくて、地面すれすれでスピードがついてしまったり、衝撃の大きな着地になってしまったりしたことありませんか?
         このように怪我にはならなくてもたくさんのインシデントがあります。このインシデントの原因を追求し、反省し、そして次に失敗をなくすための努力をしなければ、いつかはアクシデントになります。
         パラグライダーの事故はテイクオフとランディングが80%以上を占めます。しかしそのテイクオフとランディングというのは、基本中の基本です。 失敗したあと、その本人がグラハンをモクモクと練習してたり、テキストブックやログブックを読み直したり、自ら改善しようとする姿を見たことがありません。

         パラのほとんどの方がソアリングに夢中になる昨今、基本中の基本ができていない方を見て残念に思います。注意をしても、本当に気がついてもらっているのかどうか。だって注意した次の瞬間には「あのサーマルが・・・・」と、パイロット同士で楽しそうにサーマルの会話・・・・。
         じゃあ、そのパイロットというのは普段、エアマンシップを心得て飛んでいるのでしょうか?エアマンシップというのは「パラグライダーでフライトを行おうとするものに求められることは、正しい知識と経験によってもたらされた操縦技量と優れた判断力、そして何よりも安全に対する強い意識と責任感である。」
         今のほとんどのパイロットの方はエアマンシップを「知識と経験によってもたらされた操縦技量と優れた判断力」=センタリング技術、「安全に対する強い意識」=空中での潰れの対処法のマスター、「責任感」=「怪我をしても自分で対処するから人からは言われたくない」や「インストラクターがいるから大丈夫!」という風に勘違いしているのではないでしょうか?もし、そう勘違いしている方は考え方を改めて欲しいし、考えを変えれないのであれば飛ばないで欲しい。(せめて私と一緒には)
         パイロットであるならば、「知識と経験によってもたらされた操縦技量と優れた判断力」をテイクオフとランディングを最重要事項として自分に合った安全に飛べる気象条件の判断をし、「安全に対する強い意識」を少しでもヒヤッとした、他人に指摘されたことを自らが心から反省し改善の努力をし、「責任感」は事故を起こした場合、自分だけでなくフライト仲間、エリア周辺の住民、家族、親戚、仕事場etc・・・いろいろな人に迷惑をかけるということを理解し、その為、普段からフライト仲間、エリア周辺の住民、家族、親戚、仕事場etc・・・との良い関係作りをすることであると思うのであります。
         他に責任感が足りないと感じることは、特にアウトランしたときに聞く言葉ですが、「久しぶりで・・・」「風が・・・」「ハーネスが・・・」「はじめて使うから・・・」という言い訳じみたことを聞くからです。「その条件でフライトの判断をしたのはあなた自身なのですよ」と強く言いたいです。

         安全にフライトするために一番重要なのは、道具でもなく、風でもなく、エリアでもなく、スクールでもなく、インストラクターでもありません。自分自身です。
         自分自身で安全にフライトするんだ!という意識を持ってください。意識改革してください!!
        | ランディング | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        北風のパラパークでの注意事項
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          ランディング場とゴヤ山の位置関係
           写真はパラパークから飛んだときに見えるランディングの様子です。ランディング場とゴヤ山の位置関係を再確認してください。
           パラパークエリアにおいて北風(写真の右側から吹く風)が吹く場合、テイクオフでは良い風が吹いていることが多いのですが、そのテイクオフの風の良さからは想像もつかないひやりとすることがランディングで起こることがあります。
           写真を見て想像できるでしょうか?大きく揺れたり、制御が難しくなったり、時には大きく潰され地面にクラッシュしそうになったケースもあります。なぜ、そのようなことが起こるのでしょうか?
          ゴヤ山からのローターのイメージ
           北風はランディング場北側のゴヤ山の上を越えてローターを発生させて流れてきます。弱い風ではローターは小さくなりますが、強めの風では写真のローターのイメージよりも大きく広範囲に及ぶこともあります。このローターにより潰されたりすることがあるのです。
           でも、経験を積んだパイロットであればこのようなローターがあることがイメージできるのにのかかわらず、いざ飛んでしまうと、経験豊富なパイロットであっても、ローターの発生に気がつかないのでしょうか?それは二つ理由があります。
           ひとつはランディング場に降りなきゃと思う焦る気持ちです。低い高度でランディング風下へ流されたとき、ランディング場に届くようにアクセルを踏む方がいます。アクセルを踏むということは自ら潰れやすい形を作っているような行為です。また、高い高度でランディングへ来たときはランディングに降りるため左右に大きく振って高度処理をしてしまいます。この行為も時には潰されやすくなってしまいます。
           もうひとつ、パイロットにローターの発見を遅らせる理由は、ローターの影響が起こる高度がゴヤ山より低くなってから現れるということです。ゴヤ山よりかなり低くなってから影響が出る場合もあります。影響を受ける前に心の準備をしておく必要があります。
           その準備とは北風が強めだと感じたら、ランディング場に降りるよりも安全を最優先にて降りることを考えてください。ランディング場でなくても、ローターの影響を受けにくい離れた場所をランディングとイメージしてアウトランする準備ができている必要があります。
          ローターの影響が少ない場所へのアウトランも
           上の写真の赤線の間にまっすぐの広い農道があります。そこを滑走路に見立ててランディングすると安全に降りれることが多いです。降りる際にはテンションが抜けないようブレークコードを柔軟に操作してください。
          ※注意:赤線の滑走路の間には電線がありますので、電線を低高度で越えるようなアプローチは絶対にしないでください。
          (それぞれの写真はクリックすると大きくなります。)


           パラパーク以外の場所でも、風上に障害物があるランディング場では必ずローターがあると思って、用心することが大切です。

           皆さんのご意見やご質問をコメントしてください。いろいろな意見を出し合って安全意識を高めましょう。
           なお、コメントの反映には時間がかかりますが、ご了承ください。

          エリア管理者
          | ランディング | 01:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |