SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

07
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

BIRDSヒヤリハットノート

パラグライダーは楽しいスポーツですが、ひとつ間違えると危険な目にあいます。ヒヤッとしたこと、ハッとした体験談を皆で共有し、問題解決を考え、安全対策を行っていただきたこうという目的で立ち上げました。

どうぞヒヤリハット体験談や事故の目撃情報を下記メールアドレスまでお寄せください。
info@birds-para.com
ヒヤリハットに関するコメントもお待ちしております。たくさんのご意見をお願いします。
そして事故撲滅に役立てていこうではありませんか!
<< 寒冷前線? | main | 怪しい天気予報 >>
オーバーラン!
0
     ファイナルしたがランディング直前で高度が以上にあまった、ファイナルの途中で上昇気流でなかなか下がらない、左右に振っても高度が下がらない、などの理由でランディングをオーバーしそうになった経験は誰もがあると思います。オーバーするときは「どうしよう?」と迷っているうちにどんどん判断を迫られる圧迫感がある緊張感の中で安全第一に決断することが求められます。
     昨日あったヒヤッとしたことは、少し高めで明らかにオーバー。ブレーキングをしているが西風のサイド風であるため、スピードはさほど落ちない、後続機がいるという条件でした。「風に向かってアウトランするように」という指示が聞こえていたが、それを無視するかのようにフォローでランディングに突っ込んでこられました。身体は無事でしたが・・・。本当にヒヤッとしました。
    オーバーラン
     オーバーランでパニックになるときは、以外にも安定しているときが多いです。風が強いとか荒れているときには、上空で覚悟ができているので、オーバーでパニックになるというよりも、「危険だから安全第一で!」という判断ができている、最初から安全な場所へアウトランを視野に入れて高度処理することもあり、そうパニックになりにくいのではないかと思います。
     パニックになる状況を見ると、安定しているように見える条件で多く発生しています。この原因は、慣れている風、安心して降りれるという緊張感のない状況を作り出しているからです。しかし、風が弱いときは滑空比は良く、非常に伸びるので、ピンポイントでターゲットを狙うのは遠くから針の穴を通すような精度が必要となってきます。そこへちょっとした上昇気流で持ち上げられたら、たとえばほんの0,1m/sの上昇で1秒間持ち上げられたら、予定していた地点よりも20m以上も伸びてしまうこともざらにあります。
     また、風が弱いときはベースの位置で高度が高いと判断したとき、前進させないようにとブレーキングしてみても、どんどん前に進みます。「ブレーキングしているにもかかわらず前に進む?なぜ?」という心理状態になってしまいます。
     左右に振ったとしても、風があるときに上手く左右に振って高度処理できたので、技術が身に付いたと思っていると、大きな間違いです。風が対地前進速度を殺してくれているので、ターゲットから等間隔の位置で高度処理ができていたのです。風が弱いときにはターゲットからの距離がどんどんと近くなってきて失敗します。
     ランディングで失敗する方のほとんどが、風の強弱に合わせてファイナルの位置、つまりターゲットまでの距離を変えていない共通点があります。風があるときはターゲットの近くで行います。近くで見えているので届かないという心配がなく高度処理が行えます。風が弱いときはターゲットまでの距離を1,5倍〜2倍離れていなくてはうまくできません。
     オーバーするときは、ほとんどの方がファイナルの体勢をとってからのことを反省されますが、基本的にポジション、ダウン、ベースのどこかで間違っているのです。そこまででそれほど間違いがなければランディング場をオーバーすることはありません。

     風が強くても弱くても、ランディングのリスクは同じです。高度150m以下では緊張感を持って正しい観察・判断ができるようにしてください。
     オーバーしそうになってパニックになったら、緩やかなターンのみで風に向かうようコントロールし、安全な場所にアウトランしましょう。
    | ランディング | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    http://hiyarihatto.birds-para.com/trackback/163687