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BIRDSヒヤリハットノート

パラグライダーは楽しいスポーツですが、ひとつ間違えると危険な目にあいます。ヒヤッとしたこと、ハッとした体験談を皆で共有し、問題解決を考え、安全対策を行っていただきたこうという目的で立ち上げました。

どうぞヒヤリハット体験談や事故の目撃情報を下記メールアドレスまでお寄せください。
info@birds-para.com
ヒヤリハットに関するコメントもお待ちしております。たくさんのご意見をお願いします。
そして事故撲滅に役立てていこうではありませんか!
穏やかに飛べた日でも・・・!?
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    前日の気象予報からも、当日の天気の移り変わりから見ても、この日はとっても穏やかでした。そんな日でもひやりとしたことがランディングで3件、テイクオフで2件あります。
    午前中はスクール生がフライトトレーニングで2本飛びました。その後サーマルもちらほらと出始め、パイロットの方もテイクオフ。パイロットの方はサーマルがないとフライトが雑になるのか、ランディングで大きくローリングしパッキングゾーンで畳んでいるみんなの近くにドスン!
    その後もランディングの上空で大きくローリングしてドスン。ローリングしたら振り子で振られ、高度損失も10m以上あるということが頭にないような低空での高度処理。とってもひやりとした。
    朝練からフライトできサーマルも穏やかなことからスクール生も3本、4本とフライトをこなしていく。お昼には通常サーマルが強くて休憩に入るのだが、この日は穏やかでこんなチャンスはめったにないとばかりに、休憩の時間を惜しんでフライトするスクール生。各自休憩してくださいね。という呼びかけも耳に入っていなかったのか?あるいは忠告を軽く受け流していたのか?そして夕方、テイクオフで足のもつれる方、押さえが足りずにフロントを潰してしまう方がいて、ヒヤッとした。フライト本数を重ねると雑になるのはよくない。休憩をして、リフレッシュすることは非常に重要だ。

    そして、夕方アーベントで誰もが穏やかにソアリングできて高ぶっていた気持ちも緩んできたとき、ランディングが混雑しだす。5機ほどの同時進入。何も一度にたくさん降りてこなくてもいいのに・・・と思うが、なぜ一斉にランディングに集まる。そして、先頭で入ってきた機体がベースのあたりで右往左往・・・。後の方は正しいコースを通れずに下の段へ・・・。
    これも、ソアリングが30分以上できて、とりあえずソアリングがでて面目が保てたという安心感が、一斉ランディングになるのではないか?誰か1人がランディングしようとしていたら、もう少し粘って、アプローチのコースの機体がいなくなってから自分もアプローチに入るとか、いろいろ手段はある。また、後続機がいることにいち早く気がついて、高度処理をして後続に迷惑をかけない意識が必要だ。
    もし、アプローチ中に接触したら重大事故になる可能性が非常に高い。そうするといろいろな方に迷惑をかけてしまうのだ。自分のランディングテクニックを磨いて、いろいろな場面でフライヤー全員が安全に降りれるように、全員が心がけて欲しい。
    ランディングに限らず事故が起これば、皆に迷惑をかける。エリアのフライヤーのみならず、地元住人、ご家族、職場、etc・・・。事故のほとんどがパイロット自身の慎重さに欠けた判断から起こる。

    お昼にちょっと休憩して気持ちも身体も休めておけば・・・。
    パッキングゾーンの上空は絶対に飛ばないという気持ちがあれば・・。
    低高度では振り子がおきないようピッチとロールのコントロールに注意するとか。
    順番に降りるように両翼端折をするとか、または、もっと高度維持するとか

    いろいろな場面を想定して、いろいろな方法を考えることでもっともっと皆さんのフライトを安全にできるはず。現状に満足せずに、もっともっと安全を目指して欲しい。
    | その他 | 09:43 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    怪しい天気予報
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      この日、予報ではフライト確率、50パーセントで朝に集まっていた。南西強めながら一部の重量級パイロットがフライト。なかなか良い感じ。でも、予報が怪しかったので、少し強くなってきただけでランディングしていただいた。
      その後、テイクオフでは強めだったが、ランディングではいっこうに風が強くなる気配を見せなかった。しかし、天気図での判断、積雲が既に形成されていて風に流されていること、雨雲レーダーで日本海から内陸に低気圧から延びる前線と思われる雲の連なりの接近が確認できたため下山してもらう。

      しばらくするとテイクオフもランディングも風はぴたりとやんだ。風がやんでいる時間は10分以上は続いたので、もし、まだテイクオフにいたら誰かが飛んだにちがいない。しかし、その後、次第に北西風が吹き出して黒い雲と共に雷雨となった。

      ここまでは、天気図には現れないけれど寒冷前線の影響がある、風が南西から北西に変わる際にウインドカームになる、そして、突然の突風、雷雨がある、という読みどおり、教科書に書いたような寒冷前線の到来。
      下は当日の天気図だが、このような天気図では本当に注意が必要。
      朝9時の天気図
      なぜ、危ないかというと、飛べるから。飛んでしまって、ソアリングが簡単にできるから。飛んでいる間に、前線が襲ってくるから。

      小一時間ほどの雨が続いて、晴れ間も見えて、もう寒冷前線も行き過ぎて練習できるだろうと、無風で練習しようとしたら、風は感じないのに周囲(500m〜1キロ先)の山や木が激しく揺れている!!これは、危ないと練習中止を呼びかけた直後、20m/sはあろうかと思われる突風が吹いてきた。その後は練習どころではないのでツリーラン脱出練習に切り替えた。
      中止の判断が間に合ってよかったが、もし、立ち上げでもしていたら、大変なことになっていただろう。
      下の記事を読んでいただきたい。
      http://www.weathermap.co.jp/kishojin/diary/200704/20070428.php3

      遠くからお越しに方がいらっしゃっていて、温泉でとても楽しまれたようだ。こんな日はパラを早々に頭から切り離し、温泉や映画・ショッピングなど違う遊びをしたほうが良い休日を送ることができるでしょう。
      でも、外を出歩くときは注意が必要ですが・・・。
      | 風・乱気流 | 22:32 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      オーバーラン!
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         ファイナルしたがランディング直前で高度が以上にあまった、ファイナルの途中で上昇気流でなかなか下がらない、左右に振っても高度が下がらない、などの理由でランディングをオーバーしそうになった経験は誰もがあると思います。オーバーするときは「どうしよう?」と迷っているうちにどんどん判断を迫られる圧迫感がある緊張感の中で安全第一に決断することが求められます。
         昨日あったヒヤッとしたことは、少し高めで明らかにオーバー。ブレーキングをしているが西風のサイド風であるため、スピードはさほど落ちない、後続機がいるという条件でした。「風に向かってアウトランするように」という指示が聞こえていたが、それを無視するかのようにフォローでランディングに突っ込んでこられました。身体は無事でしたが・・・。本当にヒヤッとしました。
        オーバーラン
         オーバーランでパニックになるときは、以外にも安定しているときが多いです。風が強いとか荒れているときには、上空で覚悟ができているので、オーバーでパニックになるというよりも、「危険だから安全第一で!」という判断ができている、最初から安全な場所へアウトランを視野に入れて高度処理することもあり、そうパニックになりにくいのではないかと思います。
         パニックになる状況を見ると、安定しているように見える条件で多く発生しています。この原因は、慣れている風、安心して降りれるという緊張感のない状況を作り出しているからです。しかし、風が弱いときは滑空比は良く、非常に伸びるので、ピンポイントでターゲットを狙うのは遠くから針の穴を通すような精度が必要となってきます。そこへちょっとした上昇気流で持ち上げられたら、たとえばほんの0,1m/sの上昇で1秒間持ち上げられたら、予定していた地点よりも20m以上も伸びてしまうこともざらにあります。
         また、風が弱いときはベースの位置で高度が高いと判断したとき、前進させないようにとブレーキングしてみても、どんどん前に進みます。「ブレーキングしているにもかかわらず前に進む?なぜ?」という心理状態になってしまいます。
         左右に振ったとしても、風があるときに上手く左右に振って高度処理できたので、技術が身に付いたと思っていると、大きな間違いです。風が対地前進速度を殺してくれているので、ターゲットから等間隔の位置で高度処理ができていたのです。風が弱いときにはターゲットからの距離がどんどんと近くなってきて失敗します。
         ランディングで失敗する方のほとんどが、風の強弱に合わせてファイナルの位置、つまりターゲットまでの距離を変えていない共通点があります。風があるときはターゲットの近くで行います。近くで見えているので届かないという心配がなく高度処理が行えます。風が弱いときはターゲットまでの距離を1,5倍〜2倍離れていなくてはうまくできません。
         オーバーするときは、ほとんどの方がファイナルの体勢をとってからのことを反省されますが、基本的にポジション、ダウン、ベースのどこかで間違っているのです。そこまででそれほど間違いがなければランディング場をオーバーすることはありません。

         風が強くても弱くても、ランディングのリスクは同じです。高度150m以下では緊張感を持って正しい観察・判断ができるようにしてください。
         オーバーしそうになってパニックになったら、緩やかなターンのみで風に向かうようコントロールし、安全な場所にアウトランしましょう。
        | ランディング | 00:22 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        寒冷前線?
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          予報では良い予報でも、予想天気図を見てこれはやばいかも・・・と思いました。

          朝9時の天気図では、日本海にある低気圧に前線が現れていません。でも、パラグライダーは寒冷前線の時には飛ぶと危険で、寒冷前線までのパワーがなくとも、風の影響を受けるスポーツです。なので、この形の天気図では、「天気図には寒冷前線が描かれていないが、影響があるな」と、用心しなければなりません。

           この日のフライトは、朝は穏やか、サーマルも少々あり。2本目は12時ごろフライト。南の突風が吹き出して、全員ランディング。前線の影響があると予想していたのでエリアをクローズ。
           エリアをクローズしたものの風が穏やかになりました。テイクオフには程よいアゲインスト。誰も止めることがなければみんな飛ぶ風。でも、この日は寒冷前線の持つ[ウインドカーム]という現象だと誰もが知っていたので飛ぶことはありませんでした。携帯電話からの雨雲レーダーの情報も役に立ちました。次第に風が北よりに変わり、強いブローも吹き始め、雨もパラパラ。「あー飛ばなくてよかった。」となりました。

          15時の天気図を見ると、朝にはなかった寒冷前線が描かれています。

          情報を上手く活用して、安全な自然現象「風」の範囲でフライトしましょう。
          | 風・乱気流 | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          意識改革
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             風が穏やかだからといってアクシデントがないわけではありません。
             ラインが絡んだまま飛んだことありませんか?テイクオフでお尻を地面にすってテイクオフしたことありませんか?すぐに座ろうとしてませんか?ランディングの際、高度調整のために左右に振ってしまうことってありませんか?左右に振ったものの高度調整が合わなくて、地面すれすれでスピードがついてしまったり、衝撃の大きな着地になってしまったりしたことありませんか?
             このように怪我にはならなくてもたくさんのインシデントがあります。このインシデントの原因を追求し、反省し、そして次に失敗をなくすための努力をしなければ、いつかはアクシデントになります。
             パラグライダーの事故はテイクオフとランディングが80%以上を占めます。しかしそのテイクオフとランディングというのは、基本中の基本です。 失敗したあと、その本人がグラハンをモクモクと練習してたり、テキストブックやログブックを読み直したり、自ら改善しようとする姿を見たことがありません。

             パラのほとんどの方がソアリングに夢中になる昨今、基本中の基本ができていない方を見て残念に思います。注意をしても、本当に気がついてもらっているのかどうか。だって注意した次の瞬間には「あのサーマルが・・・・」と、パイロット同士で楽しそうにサーマルの会話・・・・。
             じゃあ、そのパイロットというのは普段、エアマンシップを心得て飛んでいるのでしょうか?エアマンシップというのは「パラグライダーでフライトを行おうとするものに求められることは、正しい知識と経験によってもたらされた操縦技量と優れた判断力、そして何よりも安全に対する強い意識と責任感である。」
             今のほとんどのパイロットの方はエアマンシップを「知識と経験によってもたらされた操縦技量と優れた判断力」=センタリング技術、「安全に対する強い意識」=空中での潰れの対処法のマスター、「責任感」=「怪我をしても自分で対処するから人からは言われたくない」や「インストラクターがいるから大丈夫!」という風に勘違いしているのではないでしょうか?もし、そう勘違いしている方は考え方を改めて欲しいし、考えを変えれないのであれば飛ばないで欲しい。(せめて私と一緒には)
             パイロットであるならば、「知識と経験によってもたらされた操縦技量と優れた判断力」をテイクオフとランディングを最重要事項として自分に合った安全に飛べる気象条件の判断をし、「安全に対する強い意識」を少しでもヒヤッとした、他人に指摘されたことを自らが心から反省し改善の努力をし、「責任感」は事故を起こした場合、自分だけでなくフライト仲間、エリア周辺の住民、家族、親戚、仕事場etc・・・いろいろな人に迷惑をかけるということを理解し、その為、普段からフライト仲間、エリア周辺の住民、家族、親戚、仕事場etc・・・との良い関係作りをすることであると思うのであります。
             他に責任感が足りないと感じることは、特にアウトランしたときに聞く言葉ですが、「久しぶりで・・・」「風が・・・」「ハーネスが・・・」「はじめて使うから・・・」という言い訳じみたことを聞くからです。「その条件でフライトの判断をしたのはあなた自身なのですよ」と強く言いたいです。

             安全にフライトするために一番重要なのは、道具でもなく、風でもなく、エリアでもなく、スクールでもなく、インストラクターでもありません。自分自身です。
             自分自身で安全にフライトするんだ!という意識を持ってください。意識改革してください!!
            | ランディング | 22:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |